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経営安全率

経営安全率

経営安全率

 経営安全率とは、限界利益に対する経常利益の割合をいう。
公式は次の通りである。

    経営安全率 = 経常利益 ÷ 限界利益 × 100

 この式から解るとおり、経常利益と限界利益の額が同額であれ
経営安全率は100%である。しかし、現実の経営では必ず固
定費が必要になってくるので経営安全率100%はあり得ない。
 限界利益額の4分の3を固定費に充てると、経常利益は限界利
益の4分の1の額になる。この状態で、経営安全率は、25%で
ある。
 限界利益額と同額を固定費に充ててしまえば、経常利益が0円
になり、経営安全率は0%になる。 
 さらに限界利益額の1.1倍の額を固定費に充てれば、経常利益
が限界利益の10%の赤字となる。この状態で経営安全率は、
▲10%となる。
 以上の通り経営安全率が大きい程安定した経営をしていること
なる。

経営安全率計算例・・以下貨幣の単位を省略して説明

 1単位の売価が100で変動費30の商品を1単位販売すれば、
限界利益70を稼げる。
 この商品を12単位販売すれば、売上高は1,200、変動費
360、限界利益は840になる。このときの固定費が700で
あれば利益は140となる。経営安全率は、140÷840=
16.7%である。
 経営安全率16.7%の場合、限界利益が16.7%減少しても
赤字にはならず損益分岐点になることを意味する。
 同時に、実際の売上高が16.7%減少したとき、実際の売上高
が損益分岐点(売上)と同額になる。
これを図表で示すと次の通りである。

経営安全率

 よく解りMASでは、経営分析の安全性の指標として、
経営安全率を取り入れている。



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